なぜ今、写真なのか

お花絞りの教室を始めてから、Instagramやホームページ、公式LINEなど、自分で発信する機会が増えました。

どうしたら見やすくなるんだろう。
どこから申し込めたらわかりやすいんだろう。
どんな投稿なら目にとめてもらえるんだろう。

そんなことを考えるのが、私は結構好きです。

振り返ってみると、若い頃にSEとして働いていたときも、お客様の要望を整理して形にしたり、仕組みを整えたりする仕事が好きでした。

何かを作ることと同じくらい、どうしたらもっとわかりやすくなるか、効率よくできるかを考えることが好きだったように思います。

昨年、写真をきちんと学んでみようと思ったのも、その延長のひとつでした。

「フォトグラファーのようにきれいな写真を撮れるようになりたい」
「写真を極めたい」

というよりも、

「何を見せたいのか」
「どう撮ると伝わるのか」
「せっかくの作品の魅力を、写真でもう少し伝えられないか」

そんなことに興味があったように思います。

そして、自分の写真だけではなく、素敵な作品や技術を持っているのに、写真ではその魅力が十分に伝わっていない。

そんな「もったいない」と感じる発信にも、自然と目が向くようになりました。

今回作った「発信のための写真基礎講座」も、写真のプロを目指すための講座ではありません。

作品を作ったり、小さな教室や活動をしている方が、ご自身の作品や活動の魅力が伝わる写真を、自分で考えながら撮れるようになるための土台を学ぶ講座です。

だから、カメラの基本を知ることはもちろんですが、それだけではなく、光の見方や主役の決め方、「なぜこの写真は伝わるのか」ということを大切にしています。

そしてもうひとつ。

写真を面白いと思うようになった理由があります。

私は昔から、ものづくりが好きです。

でも、実はかなり飽きっぽい。

カービングをしたり、お花を絞ったり、最近はステンドグラスを作ってみたり。

その時々で興味の向くものは、結構変わります。

でも写真は、そんなバラバラな「作ること」をつないでくれます。

作るものが変わっても、それをどう撮ろうか、どう残そうかと考えることはできる。

何かひとつのジャンルに縛られず、その時々で面白いと思ったものを撮れる。

そんな自由さも、私には合っているのかもしれません。

最近、久しぶりに自分のホームページも大きく作りなおしました。

これもやってみると、デザインそのもの以上に、

情報をどう整理するか。
見る人が迷わないためにはどうするか。
更新しやすい仕組みにするにはどうしたらいいか。

そんなことを考えている時間が、やっぱり好きでした。

写真も、ホームページも、Instagramも、公式LINEも。

一見違うことをしているようですが、私の中ではつながっています。

そして、カービングも、お花絞りも、その時々で興味を持ったものづくりも。

写真があることで、それもまたひとつにつながっていくような気がしています。

「いいものがあるのに、うまく伝わっていない」

そんな「もったいない」を、見せ方や仕組みを整えることで少し減らせたら。

写真は、そのためのひとつの手段でもあり、私自身がこれからいろいろな「作ること」を楽しんでいくためのものでもあるのだと思います。

これから何をしていくのか、まだはっきり決めているわけではありません。

まずは今回の写真講座から。

実際にやってみながら、少しずつ形にしていけたらと思っています。

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